第三の歯とも言われるインプラント。メリットとしては両隣の健康な歯を削らずに治療ができます。入れ歯とは違い、しっかりと噛めます。
インプラント 人工歯根のことです。歯を失ってしまった所に人工の歯根を埋入します。
インプラントの歴史 紀元三世紀頃のローマ時代の鉄製のインプラントが発見されています。紀元七世紀頃のマヤ文明の遺跡からは下顎骨に貝で出来たインプラントが発見されています。現在のような形になったのは1910年代から。ただその当時は予後が悪く実用的ではありませんでした。1952年にブローネマルク教授の研究によりインプラントは飛躍的に進歩し、1962年から本格的にインプラント治療が始まりました。現在もインプラントの研究は進められています。
インプラントの材料 生体親和性に優れ、骨との
結合が良いチタンが使われています。また、最近のインプラントにはチタン-ジルコニウム配合金属が使用されているインプラントが主流になりつつあります。
インプラントの構造 インプラント体、アバットメント(ソリッドヘッド)上部構造とで出来ています。(上のイラスト参照)
メリット
デメリット
義歯が安定しないと痛みやぐらつきが生じて
噛むことも困難になります。インプラントを数本埋入して、マグネットを使うことにより快適な食事が可能になります。
歯が無い状態です
インプラントを埋入します
ヒーリングキャップを装着し歯ぐきを縫い合わせます
これで2次オペをしないで
次の治療に進めます
上部補綴のためのアバットメントを装着します
上部補綴を装着
歯が無い状態のレントゲン
埋入後のレントゲン
アバットメント装着のレントゲン
インプラント体を埋めるためドリリングをします
↓
患者さまの状態によってイラストの様に歯ぐきを縫い合わせて完全に埋めてしまう手術法です
↓
2次オペです。患者さまの状態によって行います。歯ぐきを開きアバットメントを装着します
↗
2次オペの続きです。歯ぐきを縫い合わせます
↓
上部補綴を装着します
↓
終了。咬み合わせを調整